小児科・内科循環器内科・アレルギー科・消化器内科・婦人科

医療法人 いのクリニック

埼玉県熊谷市箱田1-12-24
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TEL: 048-528-8300

クリニック案内

医療法人 いのクリニックの外観

アクセス

  • 電車
    ・JR東日本高崎線 熊谷駅よりバスで8分
    ・秩父鉄道本線 熊谷駅よりバスで8分
    (バスの場合)西箱田停留所下車 徒歩2分

医院名
医療法人 いのクリニック
院長
井埜 利博
住所
〒360-0014
埼玉県熊谷市箱田1-12-24
診療科目
  • 小児科
  • 内科
  • 循環器内科
  • アレルギー科
  • 消化器内科
  • 婦人科
電話番号
048-528-8300
FAX番号
048-526-3900

婦人科外来について

<月曜午前、第1・3土曜午前、第2・3・5日曜午前>

熊谷で生まれ中学まで熊谷で育ちました。産婦人科医として大学病院で勤務後、15年前に熊谷に帰ってきました。今は深谷赤十字病院で勤務しており、産婦人科は20年以上の臨床経験があります。

小児科、内科診療は専門医ではありませんが当クリニックで週1日で10数年診療し培ってきました。患者さんひとりひとりに合った医療を提供できるよう日々努力致します。皆様がいのクリニックに来てくださったらとても嬉しいです。

 女性にとって産婦人科診察は嫌なもので、中には長期に受診しないため、病気が進行してしまう方もいらっしゃいます。自分の体ですから自分で管理したいものですよね。まずは気軽に受診してみてください。

長田まり絵医学博士

日本産科婦人科学会機構専門医

*自費診療の場合には、記載の検査費用の他に初診料4,000円(再診料1,500円)、処方箋料700円や諸加算料(日曜加算500円など)の費用もすべて自費となりますのでご了承下さい。

*予約患者様を優先的に診療致しますので、当日受付の患者様は予約数によりお断りする場合がございます。ご了承の程宜しくお願い申し上げます。

婦人科検診

子宮がん検診

熊谷市の子宮頚がん体がん検診やがん検診推進事業クーポン券でも実施できます。
(個人負担ありの方は頚がん検診のみで1,000円、頚がん・体がん検診で1,500円で受ける事ができます。負担なしの方は無料です。)

§検診にて細胞診異常を指摘された場合コルポスコピーがないため診察できませんが、他院への紹介狀をお渡しすることはできます。

更年期症状

40歳代後半から50歳代後半くらいになると女性ホルモンが低下し、顔のほてり、発汗、頭重感、疲労感、不眠、イライラなどの症状が出ます。

  • 漢方治療:数種類から症状や体質にあったものを処方します。

  • プラセンタ注射 :人の胎盤から採取した胎盤ホルモンです。
    週1回から月1,2回程度45歳から59歳の方で更年期症状と診断された方は保険診療、以外の方は自費となります。
    *プラセンタを1回でも注射すると、献血が出来なくなります。
    これまで国内・海外でも感染の報告はありませんが、プラセンタ注射による異常プリオン蛋白混入の可能性を完全に否定できないためです。

  • 女性ホルモン補充療法:女性ホルモンの内服や貼る薬です。子宮体癌の予防に黄体ホルモンの内服をしてもらいます。

陰部のかゆみ、帯下(おりもの)が多い・臭う

見た目や膣分泌培養検査で、カンジダ膣炎や細菌性膣炎の診断をします。それに合った薬を処方します。

生理の量が多い、健診で貧血を指摘された

<器質的疾患が原因で生理の量が多い>

大きい筋層内筋腫(子宮の筋肉の中にある筋腫)、粘膜下筋腫(子宮腔内にある筋腫)は特に生理の量が増えます。
また子宮腺筋症(子宮の壁が厚く、子宮全体が大きくなる)があると同様の症状が出ることがあります。
子宮筋腫による過多月経にはレルゴリクス(生理を半年間止める)などの治療もあります。

§手術が必要と判断した場合は手術可能な医療機関へご紹介いたします。

<器質的疾患がない過多月経(筋腫などはないが生理の量が多い場合)>

レボノルゲストレル放出システム(ミレーナ)を子宮内に入れる事で生理の量を減らします。
5年にな
るまでに交換します。

生理痛が強い

<器質的月経困難症>

子宮内膜症や子宮腺筋症などがあり生理痛が強い場合には以下の内服薬を処方することができます。

  • ジエノゲスト
    チョコレート嚢胞を縮小させ、同時に子宮内膜に働き生理を止めます。子宮内膜症や子宮腺筋症に適応があります。

  • レルゴリクス(GnRHアンタゴニスト)
    生理を半年間程度止めます。子宮筋腫や子宮内膜症の腹痛に適応があります。

§手術が必要と判断した場合は手術可能な医療機関へご紹介いたします。


<機能的月経困難症>

子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症はないが生理痛が強い場合には以下の治療が出来ます。

  • エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP、低用量ピル)
    排卵を抑え生理痛や排卵痛、PMS(生理前緊張症)を改善します。

  • レボノルゲストレル放出子宮内システム(ミレーナ)
    子宮内に入れる事で生理痛を改善し、生理の量を減らします。(5年になるまでに交換)

  • その他漢方治療など

    などがあります。

    避妊したい(すべて自費診療となります)

    • レボノルゲストレル放出子宮内システム(子宮内避妊システム:ミレーナ)
      高い避妊効果があります。5年以内に交換します。生理の量が減る効果があります。
      子宮筋腫や子宮の向きなどにより、挿入できない場合や自然に抜けてしまうこともあります。
      生理開始後12日以内に来院して下さい。(生理開始後から性交がない状態で)
      挿入後3ヶ月、その後1年おきにきちんと入っているか検診に来ていただきます。

      挿入50,000円、抜去10,000円、交換50,000円(他院で挿入した場合)、超音波検査6,000円


    • 低用量経口避妊薬(OC、低用量ピル)
      OCを理想的に1年間使用した場合、避妊に失敗する確率は0~0.59%と言われています。
      一方で40歳以上(新たに開始する場合)、喫煙1日15本以上、肥満(BMI30以上)、静脈血栓症既往、重症高血圧、脳卒中既往、心疾患、糖尿病、乳がん、偏頭痛の方には静脈血栓症のリスクがありお勧めしません。

      *薬局での費用(自費)も別途かかります。

    • 緊急避妊ピル(レボノルゲストレル)
      妊娠したくないのに避妊に失敗してしまった性交より72時間以内に1錠服用します。
      高い成功率と言われていますが100%ではありません。
      緊急事態の対処法ですので、日常的な避妊法としてはお勧めできません。
      副作用としては軽度の吐き気、不正出血(多くは2週間以内に消退出血があります)、腹痛(生理痛のような)があります。

      *薬局での費用(自費)も別途かかります。

    子宮が下がっている

    子宮と膀胱、膣、直腸が下垂した状態で、下垂した子宮を手で触れる、尿が出づらいなどの症状が出ます。

    • ペッサリー治療:膣内に塩化ビニル樹脂(ラテックスフリー)でできたリングを挿入し、下垂した子宮や膀胱、膣を上げます。サイズが合えば、症状が改善します。おりものが増えるので2~3ヶ月に一度膣洗浄に通院していただきます。

    §手術希望の方や子宮脱の程度の強い方は手術が可能な医療機関にご紹介します。

    性病の検査

    おりもので淋病、クラミジアの同時検査を行います。(保険診療)

    HIV、梅毒、C型肝炎、B型肝炎の検査は自費診療となります。

    HIV:2,800円、梅毒・C型肝炎・B型肝炎(3項目セット):3,900円

    妊娠診断(自費診療)

    妊婦健診は実施しておりませんので、適切な施設に11週までにご紹介致します。

    診療情報提供書料 2,500円

    流産手術、人工妊娠中絶も実施しておりません。

    月経移動・生理をずらしたい(自費診療)

    遅らせる場合は前の月経の5日以上前に、また早める場合は前の月経期間中より前にお越し下さい。
    遅らせる方が成功しやすいです。初潮から間もない方はお勧めしません。受験に向けての月経移動は3ヶ月以上前に受診して下さい。(低用量ピルの内服をお勧めします。)副作用に吐き気が出る事があるので制吐剤も処方します。

    *薬局での費用(自費)も別途かかります。